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ADVANDER HISTORY LOGO

開発者インタビュー

ADVANDERブランド責任者

​岡﨑 良則 

株式会社津田商会 国内部部長
1979年、滋賀県生まれ。父親の影響で幼少の頃より川遊び、釣り、 キャンプ、山菜取りなど、様々な野遊びに没頭する。釣りとアウトドア 好きが高じて、大学卒業後に釣具専門商社に入社。釣具専門部署 の営業職を経て、アウトドア用品を取り扱う現在の部署を立ち上げる。 以後、独自の視点で国内外のアウトドア用品やライフスタイル品を取 り扱う。現在もアウトドアへの情熱は冷めることなく、最近ではSUPや 怪魚釣り、日本淡水魚飼育に没頭中。

ブランド名の由来

 造語です。ADVENTURE(冒険)と WANDER(さまよう・うろつく)を合わせたものです。アクティビティの「ワクワク感」を表現する “ADVENTURE” と、各地のフィールドで感じる「非日常感」を表現する “WANDER”。このアウトドアの本質を表す二つの言葉を掛け合わせた作ったブランド名です。

ロゴのモチーフ

 熊は森の象徴と言われている動物です。ADVANDER はアウトドアブランドなので、熊のイメージがぴったり合うと思って選びました。また熊は子育てをする動物です。ADVANDER のテーマは親子で遊べるアウトドアブランドなので、親熊が子熊に魚の獲り方を教えているシーンをロゴにしました。

ADVANDER HISTORY LOGO2

ブランド立ち上げのきっかけ

 元々、我々はクーラーボックスや寝袋などのアウトドア用品の卸売業をやっています。そんな中、2020年にコロナ禍に入り、アウトドアは空前のブームになりました。新たにキャンプを始める家族が増えましたが、せっかく自然の中にいるのにゲームばっかりしていたり、次のキャンプに行きたがっていない子供も多くいるということを知りました。

 その理由として、よく耳にしたのが、「キャンプは子供にとっては意外と暇」ということでした。大人はBBQしたり、お酒を飲んだりするだけでも楽しめますが、子供たちにとってはそれだけでは物足りないことが多くて退屈してしまう機会となっているようでした。その結果、「またキャンプに行こうよ」と親が誘っても行きたがらない子供が多いという結果になってしまっていました。

 そもそもアウトドアの楽しみ方はキャンプだけじゃなく、いろいろな楽しみ方があります。
せっかく自然の中で遊ぶのであれば、親だけが楽しめる遊びではなく、「親子で一緒に楽しめる遊び」がいいのではないかと思いました。

 ただ、そうした遊びを始めようと思った時に、親御さんご自身が経験している遊びであれば、親子で始めるハードルも下がりますが、未経験であればなかなか始めるきっかけすら存在しないのではないでしょうか。
ですので、このブランドでは単なる商品のみを販売するだけではなく、遊び自体の面白さや遊び方までも伝えていくことで、外遊びを始める親子が増えてくれるではないかと考えました。

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ADVANDERに込めた想い

 ADVANDERは4歳~小学生までのお子さんがいるご家族を想定しています。
なぜこの年代なのかというと、五感を使った遊びをこの時期にたくさん経験することで、創造力や探究心が育まれるからです。

 ADVANDER は「20年後も思い出せる感動を。」というコンセプトを掲げています。20年後というのADVANDERで遊んだ子供たちが成人して、新たな家族を作っている年齢に差し掛かっている頃です。その頃に自分の子供とも同じ遊びをして、思い出作りのバトンを繋いでいくお手伝いをしたいという想いで、このコンセプトを掲げました。

 また、五感を使った体験は、記憶に強く残ると言われています。ADVANDERを通じて親子でその体験をしてもらうことで、家族での楽しい思い出作りをしてもらえたら嬉しいです。

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“釣り”と“燻製”という遊びをセレクトした理由

 私たち自身、最初の遊びで何が良いか?という点は非常に迷いました。社内でも何度も議論を重ねたんですが、未経験者でも簡単に始められて、それでいて奥が深く、子供が大人になっても楽しめる遊びは何か?という事を考えた結果セレクトしました。

 釣りは、一回魅力に取り憑かれたら、一生楽しめる遊びですし、燻製は樹種を変えるだけで風味も劇的に変わります。また、冷燻や熱燻などさまざまな燻し方があって、自分のイメージ通りの燻製を作れるようになるには何年もかかる奥深さも備えています。まず、こうした遊びを体験してもらうことで、親子での外遊びの楽しさを実感してもらえればと思います。ゆくゆくはSUPやサイクリングなどの始めるハードルが高めの遊びも提案していきたいと思っています!!

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​遊びの初心者に向けた工夫

 例えば、CHILL FISHING(釣り)では、釣り道具と一緒にサカナ図鑑も入っています。このサカナ図鑑には、川魚の特徴や釣り方が書かれています。しかもこの図鑑はシールラリー仕様になっていて、 子供たちに全種類の魚をコンプリートしたいと思ってもらえる工夫をしています。

 一回きりの遊びで終わってしまわないようにすることで、親御さんにも安心して買ってもらえると思いますし、親子で長く遊びを楽しんでもらえるかなと思います。遊び方についても、今の時代ですから説明書のような紙媒体ではなく、視覚的かつ直感的に理解しやすいハウツー動画を用意しています。

 全くの初心者の方でも、動画を観てもらうだけで、釣竿への糸の付け方や釣れた魚のハリの外し方などが分かってもらえるようにしています。

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